日記ほかバレエのことやら漫画のことやら、 思いついたことなどをとりとめもなく。



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恥ずかしい屋台
2004年07月15日 (木)

石神井公園(しゃくじいこうえん)の駅近くに、毎晩夜鳴きラーメンの屋台が出る。
その屋台は小柄なおじちゃんがやっていて、おじちゃんはいつも犬と一緒だ。
犬もまた小柄な柴犬で、通りがかりの私たちを、真っ黒い目で見上げる。
見上げられた私たちは、「おー、犬さーん♪」などと小声で言って手を振る。
(K太はやらないけど、心の中ではきっと・・・)
でも彼女(?)は近寄って来たり、しっぽを振ったりはしない。
ちょっとの間、「はう?」と見上げるだけだ。
私たちはその犬さんと、歯っ欠け笑顔が似合いそうなおじちゃんの屋台を、好ましい気持ちでいつも見ていた。

でもある日。
珍しく背広のサラリーマンではなく、ド派手な服を着たおば・・・お姉さんが丸椅子に腰掛けていたある日。
私は気づいてしまった。
「おー、今日も屋台が出てるなー。今日も元気に商売してるなー」
と思いながら、ふと屋台の側面を見ると、そこには黒いマーカーで、『石○慰ラーメン』の文字が!
笑って・・・笑ってそこは通りすぎたけど。
おじちゃんに対して「このゑろゑろ魔人が!」とも思わなかったけど。

以来、屋台の前を通る時は、なるだけ視線をあげないように意識したりして・・・。
そのとまどいを知ってか知らずか犬さんは、今日もまたつぶらな瞳で「はう?」と私たちを見上げるのだった。


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ナンジャ?
2004年06月16日 (水)

K太は、擬音語や擬態語や慣用句をよく使う人だ。

駅まで自転車で行く時には、チャリチャリ~と行くらしい。
急いで駆けつける時には、ピューッと駆けつける。
「こないだ昼寝してたら」と言うのを、「こないだグーッと昼寝してたら」と言う。
ささいなことなんだが、いい大人がこれを会話の端々にはさむなんて滅多にないので、意表をつかれて面白かったりする。

昨日、池袋で待ち合わせてナンジャタウンへ餃子を食べに行った。
300円の入場料を払って、延々と繰り返されるテーマソングを聞きながら、薄暗い中で屋台の餃子をつつく。
(正しくは屋台じゃないけど、ま、そんな雰囲気だってことで。^^;)
ご飯は食べない。ふたりでひと皿・・・というか、パックをたいらげたら、速攻、次の店へ移動するのだ。そして店を回ること4件。
「もうそろそろいいかねー」
「喉もかわいたしねー。そだ、上のプリン博へ行ってプリン食べようよ♪」

・・・というわけで、デザートはプリン。
納豆プリンをのぞけば、どれも食べてみたいものばかり。
私はちょっと高めの有名そうなのと、マンゴーソース入りチーズプリンのふたつ。
K太は15分で完売したことのあるという幻のビン入りプリンと、昔駄菓子屋で売っていたアイスのような、ゴム風船を割って食べる式のプリンを。
私のはもう、すんげ~~~うまかった!
K太のは、懐かしいし面白いんだけど、どっちも無駄に甘かった・・・。
後から来た女の子たちが、次々とビン入りプリンを買うのを見て、どれだけ「ちょいとおよしなさいな」と言いたかったことか。

ジュースは法外な(K太談)値段なので買うのをやめて、おみやげ屋で物色。私はちっちゃなマスコット飾り、K太は携帯ストラップを買う。どちらもナンジャタウンの猫キャラものだ。
みやげもの店を出ると、ちょうどいいところにベンチを発見。K太はサッサと座り込み、
「さあさあ、さっそく・・・・・・・見ようかね♪」
と私の持っていた袋へ手を伸ばした。
その「・・・・・・」が聞き取れなかったので、今、何て? と問うと、
ほくほく顔で見よう、って言ったんですよ」との返事。
「ほら、新しいゲームが出た時なんか、並んで並んで、やっと手に入れて、家に着くのを待ちきれなくて、道端で封を開けちゃったりするじゃないですか、ほくほく顔で
熱心に説明してくれて、それはもっともな話だと思ったけど、でもまさか口語で「ほくほく顔で」なんて出てくるとは思わないよねぇ・・・?
さっそく携帯にストラップを取りつけて、「にゃふ~♪」とご満悦のK太。
まるで、ほくほく顔の見本のようでした。



自転車に乗って:3
2004年05月31日 (月)

勝ったも同然と油断したのがいけなかったか、道はまだ我々を迷わせようとした。
「まるで意志を持ってでもいるかのように」という、何かで読んだ言葉が頭に浮かんだ。
「Cちゃ~ん・・・」
K太の初恋のひとと同じ名前の妹に、私は携帯電話で二度ほど助けを求めた。
そうこうするうちに、ようやっと、今度こそ、間違いなく、知っている場所に出た。
「本当に本当でしょうねぇぇぇえええ?」
K太の訝しげな声を背に、のぼり坂も何のその、私はぐいぐいとペダルを踏み込んだ。
「ほれ、ごらん♪」
「ああ・・・!」
長かった。実に長い道程だった。
K太はこの時、「このひとについてきて良かった。自分の目に狂いはなかった」と、心の底から思ったに違いない。

あとで聞いたら、私と別れてHヶ丘からSG公園まで帰る途中、K太はさらに迷ったらしい。
「ちょっと違う道を通ったのが運のツキというか・・・」
ある橋の手前を起点に、右へ行っては戻り、左へ行っては戻りして、さんざん時間を費やしたあげく、渡った記憶のない橋を渡ってみたら、知った道筋に出たものらしい。
「あの辺、ひと通りがないうえに、街燈も少ないんですよ。はじめて暗闇を怖いと思いましたね」
この夜行性のワタクシとしたことが、とK太は述懐した。
「向こうに家が並んでて、灯りがともってて、中にひとがいて団欒してて、そんな現代日本で行き倒れるのかと・・・」
「うわー、私、何だかどうも心配になって、電話かけたんだよー?」
「電話鳴ったの、気がつかなかったんですよ。その時気がつけば、まさに“救いの女神”ってとこだったのに・・・女神になり損ねましたね、なっさん( ̄ー ̄)」
笑うところと違うだろうが・・・。

ともあれ無事に帰り着いて良かった。
行き当たりばったりサイクリングも、たまには楽しいねと思えて良かった。
「僕はチャラーだから何でもないですけど、結構な長距離だったのに、なっさん、よく最後まで弱音はかずに走り通せましたね」
ちょっぴり偉そうに言われたけれど、終わり良ければそれもまた嬉しいのでありました、マル。


自転車に乗って:2
2004年05月30日 (日)

T沢からKKK園までは、さして遠くなかった。
この春、なつが家族と花見に来たばかりで、あの時も二駅間を歩いたものだから、ぼんやり道を見覚えていたせいもある。
すっかり日が落ちて暗くなった中、私たちは無人の広い公園を我が物顔でシャーーーッと走り抜け、出口付近にたたずまう飛行機の前で止まった。
「・・・これ、乗れないんですか? つまらんなー」
「乗れるわけなかろう。あほやなー」
「エセ関西弁」
「絶対あってるって、発音!」
我々の無駄口を、飛行機は静かに柵の中で聞いている。
「あのアルバムにあった飛行機とは違うねぇ」
おそらくKKK園で撮ったと思われる古びた写真の中で、幼いK太は、黄色く塗られたちっちゃなプロペラ機の前で笑っていた。
今、白い機体にブルーの文字の、すっきりとしたデザインの飛行機の前で、K太は薄闇に目を凝らして説明文を読んでいる。
「昔のが可愛かったよねー」
と声をかけると、K太はもちろん“飛行機が”と思ったのだろう、
「そうだねー」
と気のない答えが返ってきた。

帰りも迷いに迷いながら、唐突にぬっとあらわれた仁王像に驚いたりしつつ、ひたすら自転車をこいだ。
途中、自動車免許をもち、日頃から私のことを方向音痴呼ばわりしているK太が、私以上に方向感覚がおぼつかないことが発覚。
「つぎはどっちへ行こうか、こっち? こっち?」
と問うと、
「ねーさんの後について行きます!」
と答えるようになった。
でもそう言いながら、K太は元気よく私を追い抜いて行く。
「よ~し、負けないぞ~!」
セリフ口調で、私もスピードをあげる。
「あはははは、つかまえてごらんなさ~い♪」
とでもK太が言えば、完璧だったか。

とうにどこを走っているのか検討もつかなくなった頃、
「まあ、日本の中にいるのは間違いないんだし」
と頼りないことを言っているうちに、やがて四季街道(仮名)に出た。
「この道、いけるよ! あってると思う!」
Hヶ丘から妹の住むT沢へ車で行く時に、通った記憶があった。
「ほら、見えた、るぽ!」
知っている喫茶店を見つけ、懐かしい感じすら覚えて、ここまで来ればもう、と安心してひと休み。
中でお茶を飲んだり、ワッフルを食べたり、「こちら、お下げしてよろしかったですか?」と言われたりしながら、私たちはまるでもう家に着いたかのようにくつろいでいたのだが・・・。





自転車に乗って:1
2004年05月29日 (土)

サイクリング サイクリング やっほー やっほー♪

私たちは時に歌いながら自転車をこいだ。

そもそもは、私の実家からHクルメまで、自転車でどれくらいかかるか検証しようとしたのが発端。
いつも習い事に通っているHクルメは、うちの最寄駅のすぐ隣の駅だ。
歩きと電車で行くより、自転車のが早いんじゃないのか? と。

チャラーK太がスイスイゆく(チャリンカーでも可愛いな。笑)。
するとHクルメまで約15分。徒歩+電車とおんなじくらい。
微塵迷わなければ、もっと早く着いたろう。
あまりのあっけなさに、
「どうだね。ここはひとつ、T沢駅まで遠征してみないかね」
ということになった。

K太は保育園時代をS県T沢市で過ごしたことがある。
先日、私が関西のK太の実家で見せてもらった古いアルバムにも、その頃の写真があった。
可愛い可愛いK太くん(笑)。
「よし、乗った!」
私たちは餃子の満州で、K太:回鍋肉と餃子のセット、なつ:レバニラ炒めと餃子のセットのほかに、あらたに野菜炒めを追加して腹ごしらえをし(食べ過ぎですな)、果敢にもさらに3つ先のT沢駅まで走ることにした。

とりあえず何も分からないので、できるだけ線路沿いを行ったのだが、これがまたエラく時間をくった。
まるで線路という傷の上を縫うように、二台の自転車はジグザグと迷走した。
いつも車窓から見知っていた看板や店を発見するたびに、道がカーブして線路から遠ざかるたびに、我々は一喜一憂し、奮起し・・・そして走り続けること約3時間。
「うおー、WALTZだーーー!」
ついに、T沢駅に連なるデパートを視界にとらえた。

「ふいー、長かったねぇ」
デパートの喫茶店で水分補給をしながら、すこしお喋り。
ここですっかり人心地ついた我々は、
「ねぇ、もひとつ先のKKK園駅まで行ってみない?(^^)」
「よっしゃ!」
・・・すでに午後4時。
帰路のことなど、まるで念頭にない二人なのだった。



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